アニメ「PSYCHO-PASS 3期」に学ぶ教養

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アニメ「PSYCHO-PASS」に出てくる知識をご紹介します。

「肯定的固定観念と否定的固定観念

PSYCHO-PASS 3第三話。
慎導灼(しんどう あらた)監視官と入江一途(いりえ かずみち)執行官の会話の中に登場していました。

肯定的固定観念と否定的固定観念を証明する実験は次のようなものです。

まず同じ学力を持つ生徒たちを二つのグループに分けます。
片方のグループには、「君たちは優等生だ」と伝え、
もう片方のグループには、「君たちは劣等生だ」と伝える。

そして生徒全員にテストを受けてもらうと、
学力は皆同じはずなのに、「優等生だ」と伝えられたグループの方が、「劣等生だ」と伝えられたグループよりも成績が良くなる。

この内容と似た内容が紹介されている本は、
ペンシルベニア大学ウォートン校教授、アダムグラントの代表作


GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE&TAKEの中で、「スターを育てる方法」と紹介されており、内容は次のようなものです。

クラスの上位20%の生徒を無作為に選び、「彼らはブルーマー(才能を開花させる人)」だと教師に告げる。
教師がその情報を信じ込んで指導した結果、年末にブルーマーだと言われた生徒の推理力や会話力が他の生徒よりも勝り、さらに知能に関しては50%以上向上した生徒もいた。

これは、他人から期待されることによりそれに沿った行動をとって期待通りの結果が実現されることによるものです。
これを自己成就予言と言います。

教師が生徒に期待をかけることで、生徒の能力が向上したということですね。

アニメ「PSYCHO-PASS」の一期、二期を考察した記事はこちら。

アニメ「PSYCHO-PASS」に学ぶ10年後の未来
PSYCHO-PASS


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コメント

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