「勉強法を知りたい」
「工夫して集中力をあげたい」
という方に、
実戦的な勉強法がギッシリ詰まった本「一生モノの勉強法」を紹介します。
実際にやってみて、効果的な勉強法を厳選し、他の知識とかけ合わせて、より詳しく解説しました。
「一生モノの勉強法」の感想と要約
「一生モノの勉強法」は、京大で人気No.1の鎌田浩毅教授が書かれた本です。
本書で紹介されている勉強法は、実践的ですぐ使えるものが多く、非常に参考になります。
知的な勉強法を知りたい方にはオススメです。
以下に、「一生モノの勉強法」を要約し、さらに詳しい解説も加えて紹介します。
場当たり的な勉強はしない
勉強するときは、目標を決めるようにしましょう。
SHOWROOMの創業者、前田裕二さんも「ゴールから逆算して目標を立てることが大事だ」と仰っています。
最終的な得たいスキルを考え、そこから逆算しましょう。
例えば「ネイティブと同じように英語を理解したい」という目標があるなら、
❷一年後には達成したいので、毎日50単語以上おぼえる必要がある
❸前日や先週の復習もするので、毎日150単語触れるために朝の7〜8時を英語学習に使う
❹単語アプリをインストールする
❺毎朝の勉強をスタートする
といった感じです。
目標から逆算することで、モチベーションが維持され、挫折率も下がります。
勉強中は引きこもる
勉強するときは、自分にとって集中できる環境に行きましょう。
そして時間を決めて、勉強のことだけを考えましょう。
タイマーを使って、勉強時間を決めるのがオススメです。
初めは15分など短い時間でもいいので、決まった時間内はガッと集中しましょう。
デスクの周りはキレイに片付けた方が、気が散らず、集中力も上がります。
また、勉強中は音も遮断しましょう。
ノイズは、情報をインプットするときに支障をきたします。
ただし、自然音の場合は聴いてもOKです。
こちらの研究にもあるように、人工音よりも自然音の方が集中力があがり、リラックスもできることが科学的に分かっています。
隙間時間を有効活用しよう
現代人はとても忙しいです。
それに加え、ヒマな時間があると「何かしなくては」と無意識のうちに思ってしまいます。
「隙間時間に勉強する」というのは、そんな感覚を有効に活用するテクニックです。
具体的には、歩いている時に音声で学習したり、電車の待ち時間にスマホでKindleを読んだりするのが良いでしょう。
個人的には、「ワイヤレスイヤホン×ダウンロード済み音声(または動画)×バックグラウンド再生」の組み合わせが最強だと思います。
ワイヤレスイヤホンはこちらの、AppleのAirPods proがオススメです。
値段は少し高いですが、ノイズキャンセリング機能もあるので、集中して勉強できます。
通勤時間を英語塾に変える
こちらは英語の勉強をしたい方向けの勉強法です。
やり方としては「通勤・通学中に目に入ったものを、頭の中で英語を使って説明していく」というものです。
これは実際に英語を使う場面にも役立つテクニックです。
例えば、電車に乗ってて、綺麗なモミジの紅葉が見えたら、
The maple-leaves is turning red and it’s so beautiful.
(モミジが高揚していて、とても綺麗だ)
と頭の中で言う、といった感じです。
いきなり文章を組み立てるのが難しい場合、まずは単語だけ並べるのもいいと思います。
こうすると、わからない英単語も調べるようになり、英語の勉強がはかどるのではないでしょうか。
ゴールデン時間を死守する
自分にとって1番集中できる時間帯を見つけ、その時間に勉強しましょう。
朝に集中できるひと、夕方に集中できるひと、など様々だと思います。
これはクロノタイプといって、人は遺伝子的に集中や運動に適した時間が、あらかじめ決まっています。
自分がいつ集中できるか分からない、という方は、こちらの診断テストでクロノタイプを調べてみてください。
無料で、登録不要で2分ほどで診断できます。
勉強机ではなく、あえて食卓で勉強する
この勉強法は、場所を少し変えることだけで集中力がアップする、というものです。
勉強机で勉強すると、ついついそのこと自体に満足してしまいませんか?
あまり集中できていなくても「いま自分は勉強してるんだ」と錯覚し、満足してしまいます。
そんなときは、あえて食卓で勉強することをオススメします。
メリットは二つあります。
❷食卓にいると、食事や家族の帰宅など、適度な邪魔が入るため、それまでに終わらせようと頑張ります。
その結果、集中力が伸びて、生産性の高い勉強ができるようになります。
無理だと思った勉強は捨てる
学生のときは、決められた科目を全て勉強しなくてはいけませんでした。
しかし、大人の勉強では、無理だと思ったものは、さっさと捨てましょう。
短期的には見ると「もったいない」と思いますが、長期的に見ると、ダラダラ続けてることの方がもったいないです。
自分に合わないと思った勉強からは、早めに手を引くようにしましょう。
いかがだったでしょうか?
「一生モノの勉強法」の続きを読みたい方はこちらからチェックしてみてください。
文庫版はこちら
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