世の中には2種類の人間がいます。
独学でも勉強できるひとと、独学では勉強できないひとです。
できる人は独学でどんどん成長していき、
反対にできない人は、学校や会社などに与えられたカリキュラムしかこなせないため、成長速度が遅いです。
この違いは、人生のあらゆるところで大きく差をつけます。
横にいる同僚や上司、クラスメイトに独学で差をつけませんか?
この記事では、独学ができる人とできない人の違いを、5つに絞って紹介します。
独学が苦手だという方も安心してください。
独学ができる人、できない人の違いを説明した上で、独学ができるようになる方法もご紹介します。
独学ができる人、できない人の五つの違いとは?
独学ができるかどうかの違いは、以下の5つです。
❷集中力があるかどうか
❸継続力があるかどうか
❹情報収集能力があるかどうか
❺工夫する癖があるかどうか
それでは順番に見ていきましょう。
勉強法が正しいかどうか
以下の研究論文によると、独学が苦手な方の多くは、そもそも勉強法を間違えています。
テキストをひたすら読むだけだったり、一度学んだことを放置していたりしませんか?
残念ながら、それでは勉強しても左から右に流れていっているだけです。
勉強したことをしっかり記憶に定着させるには、適切なタイミングで復習をすることが超重要です。
独学ができるための、正しい勉強方法が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
集中力があるかどうか
集中がどれだけ続くか、というのも独学をする上では影響力が大きいです。
10分や20分ほどで集中力がきれて、ついついスマホに手が伸びてしまっていませんか?
集中して勉強に取り組むためには、以下の3つを意識しましょう。
→スマホ、ゲーム、マンガなど
❷時間を区切って勉強する
→30分勉強して5分休むというサイクル
❸その日の目標を立てる
→本一冊読み終える、20ページ進める、など
この3つを意識するだけで、集中力は上がってきます。
集中力に関してもっと詳しく知りたいかたは、こちらの本がおすすめです。
心理学や脳科学をもとにして実践的なテクニックがわかりやすく紹介されています。
メンタリストDaiGoさんの一番売れている書籍で、買っておいて損はないです。
継続力があるかどうか
せっかく勉強を始めても、三日坊主で終わってしまうことは誰にでもあると思います。
しかし、せっかく始めたのにすぐ挫折してしまってはもったいないです。
継続ができない人の特徴として、「なにかを継続したことによる成功体験の無さ」が挙げられます。
社会心理学者のハイディグラントハルバーソンは、著書の「やる気が上がる8つのスイッチ」で、成功体験が自身に繋がると述べています。
もし、過去に継続したことによる成功体験がある方は、そのとき自分の努力が報われたことを思い出してみてください。
そして、過去に継続したことによる成功体験が無い方は、これから頑張っていきましょう。
松下幸之助さんも、以下の言葉を残されています。
失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければ、それは成功になる。
「成功体験がなかなか思い当たらない」という方は、継続力を高めるテクニックを身につけましょう。
こちらの記事をご覧下さい。
ハイディグラントハルバーソン教授の本のリンクはこちらです。
こちらの本では、科学的根拠に基づいた、やる気の上げ方が詳しく解説されています。
人間を8つのタイプにわけ、それぞれのタイプ基づいたやる気の上げ方がわかります。
あなたもどのタイプに当てはまるか、ぜひ読んでやる気を上げてみてください。
情報収集能力があるかどうか
情報収集能力とは、本を読んだり、ググったりする習慣があるかどうかです。
自分で調べることなく、すぐ横の人に「これってどうするんですか?」と聞いてませんか?
わからないことを「わからない」で済ませてませんか?
以下は先日の落合陽一さんのツイートです。
「何言っているか分からない」と言われるたびに,
「この人は今まで人生で分からないことは『何言っているか分からない』と避けてきたんだな,
『聞きもせず調べもしないまま死ぬんだろう』と思っている
独学をする上では、基本的には一人で勉強するので、自力で調べて解決する力が必須です。
とにかく本を読み、分からないことがあれば調べる癖をつけましょう。
工夫する癖があるかどうか
工夫とは、自分で仮説と検証を繰り返して、自分なりのやり方を編み出すことです。
毎日繰り返されることが、ほんとうにベストなのかどうか考えず、ただなんとなく繰り返していませんか?
最近よく言われている「クリティカルシンキング」は、工夫するうえでの基本と言えるでしょう。
クリティカルシンキングとは、「自分の行動や考えが本当に正しいのかどうか、根底から疑って考える力」です。
日常のすべての選択が、本当に最適なものかどうか問いかける癖をつけましょう。
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